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小学生の定番アイテム?!「ランドセル」の不思議
4月は入学の季節。
舞い散る桜吹雪の中、ランドセルを背負った初々しい新一年生が手を上げながら横断歩道を渡る姿が思い浮かびますね。後ろから見るとランドセルが歩いているようなかわいらしい学童たち。
因みに今年(2021年)の 4月1日に小学校に入学するのは、
2014年4月2日~2015年4月1日の間に生まれたお子さんだそうです。
2014年は平成26年。
えっ!?ついこの間「おぎゃ~」となった子がもう自力で学校に通うなんて!・・・時が経つのは早いものと改めて感じてしましますね。
ランドセルといえば昭和の小学生はほぼ黒か赤の2択でしたが、近ごろは無い色はないのではないかというくらいカラーバリエーションが増えています。
最近のトレンドは、
女の子は赤系がやっぱり根強い人気。次にパープルや水色など。
男の子は黒系を筆頭にブルー系などが人気で、最近ではフチに赤や青などの刺し色が入ったものだそうですよ。
さて、日本で深く根付いてきた「ランドセル」ですが、これは日本だけの文化なのでしょうか?
そして、どんな歴史があるのでしょうか?
「小学生=ランドセル」というのは当たり前過ぎる事ではありますが、改めて考えるとちょっと気になりませんか?
今回は、そんな超定番アイテム「ランドセル」について一緒に深堀りしていきましょう!
意外と知らない?!「ランドセル」の歴史と文化
「ランドセル」は軍隊のバッグが起源?!
ランドセルの歴史は江戸時代の末期、幕末にさかのぼります。
軍隊の携行物を収納するための「布製の背(はい)のう」、つまり背中に背負う布製の四角いかばんが始まりだそうです。
「背のう」はオランダ語で「ransel(ランセル)」と言い、それがなまって「ランドセル」になったのが名前の由来だとか。
通学用かばんとしての起源は明治10年に開校した「学習院」だそうです。
当初、服装については統一されていたものの、通学形態は馬車で通ったり使用人に預けたりとさまざま。しかし8年後に「教育の場での平等」との理念から、自分で荷物を持ち自らの足で登校する事に改正。その際に導入された通学用かばんがその「背のう」でした。
現在の様な「箱型」になったのはしばらくしてから。
明治20年に大正天皇が学習院に入学した際に、伊藤博文がお祝いの品として箱型の通学かばんを献上したのがきっかけ。それが原型となり現在のランドセルにつながったと言われています。
という事で、現在の一般的なランドセルは別名「学習院型ランドセル」と呼ばれるそうですよ。
日本だけの文化?
世界でも「ランドセル」は使われているのでしょうか?
いくつか見てみましょう。
- アメリカは?
“自由の国アメリカ”だけに自由!! - イギリスは?
ブックバッグ(持ち手付の簡易バッグ)やサッシェル(伝統的スクールバック)。 - フランスは?
カータブル(布製横長バッグ)が使われる。 - 韓国は?
リュックタイプが人気。 - 中国は?
ツーパオ(日本の学生かばんよりやや小さめ)やリュックなど。
中にはキャスター付きのキャリーバックを使う子も! - メキシコは?
教科書をはだかのまま手に持って通学!
背負いかばんを使う国はありますが、日本のような「ランドセル」はもはや日本独自のものの様です。
まさに日本が独自に育んだ、世界に誇れる文化と言えますね!!
ランドセルの「リメイク」って何ができるの?!
6年間の想い出がたっぷり詰まったランドセル。今は新品を使う流れが浸透しており、人にあげたりする事もほぼ無し。かといってそのまま捨てるのはなんだか忍びない・・。
(「これ、高かったんだよね・・」という切ない親視点もありますよね)
そんな時にうってつけなのが近頃話題になっている「ランドセルのリメイク」!!
様々なリメイク工房がサービスを展開しておりその内容も、
- ミニサイズのランドセル
- 財布
- キーケース
- 定期入れ
- ブックカバー
- 小銭入れ
- 名刺入れ
- スマホケース などなど
これらをはじめメニューは多岐に渡っています。
末永く使う事ものに変身させられる「リメイク」で、想い出を大切にしていくという発想はとても夢がありますよね。
あき☆らっとの「ランドセル」への想い
私「あき☆らっと」も当然の事ながら「小学生」だった時代があります。子供時代をぼ~っと過ごしてきたので、新一年生として入学した当時も不安要素は微塵にも感じることなく「ま、いっか~」と流れに身を任せて過ごしていた(何も考えていない?!)事を思い出します。
長い距離に加えて起伏の激しい通学路だった為、「ランドセル」の想い出といえば、
「重い・・・」
くらいでしょうか。
とは言え、そんな毎日の自主トレと化した通学のおかげでマラソンはわりと上位の方でした。
当時はですけど。
いやぁ、やっぱり健康には気をつけたいですね!
「元気があれば何でもできるっ!!」
・・・と、かの有名レスラーの言葉がありますが、本当にそうだなと年々実感しています。
皆様も健康には十分お気をつけくださいね!!
ダウンロード用イラスト
- 赤と黒のランドセルです。
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キーワード:ランドセル、らんどせる、小学生、一年生、学童、赤、黒、入学式、春
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