桜の花びらの無料フリーイラスト

桜と言えば…日本人にとっても馴染みの深い春の花

春になると卒業や入学、就職や新生活など、別れと出会いのシーズンが訪れます。
それと共にイメージする花といえば「桜」。
また、多くの人たちが桜を見ながらお弁当を食べたりお酒を酌み交わすお花見などのように、桜の文化が日本には広く根付いていますよね。
今回は、そんな「桜」について掘り下げていきましょう！

桜の種類ってどのくらいあるか知ってる？

日本には現在、100種類以上の桜（サクラ）があるといわれています。
分類によってはさらに600種類とも！本当に種類豊富ですね。
それではどんな種類があるかご紹介していきましょう！

日本で自生する野生種の桜は11種

元をたどると、日本で自生する野生種の桜は11種。

桜は突然変異の多い植物で、これら野生の種が他の種と交雑して生まれた突然変異種や、それらに接ぎ木などを繰り返すなどして多くの栽培品種を生み出してきた歴史があるそうです。

日本で良く見られる桜

ソメイヨシノ（染井吉野）

まさに日本の春を想起する桜といえば「コレ！」といった代表種。
日本の桜のなんと約80％がソメイヨシノだそうです！
江戸時代に染井村の植木職人がオオシマサクラとエドヒガンを交配してできたと言われています。
日本のソメイヨシノの全ては「クローン」（挿し木や接ぎ木で交配）によって増やされてきた為、
全国で同時期に開花したり、5枚の花びらが咲くなど共通した特徴を持ちます。
春になると一斉に綺麗な桜色が広がるのはそういう事なんですね！
なんとも神秘的だと思いませんか？

【開花時期】4月上旬

エドヒガン（江戸彼岸）

本州・四国・九州でよく見られる種。
とても丈夫で花がたくさん咲くため、2,000年を超えるのものがあるほど樹齢が長いのが特徴です。
早咲きの傾向があり、お彼岸の頃に咲くことも名前の由来のひとつだそうです。

【開花時期】3月中旬

カワヅザクラ（河津桜）

カンヒザクラとオオシマザクラが自然交配して生まれた種。
のちに静岡県河津町に移植されたことから「カワヅザクラ」と名付けられました。
早咲きの桜で、花期は1ヵ月と長いのが特徴だそうです。

【開花時期】2月上旬～3月上旬

ヤエザクラ（八重桜）

ヤエザクラはひとつの品種名ではなく、八重咲になる桜の総称との事。
開花時期が比較的遅い為、ソメイヨシノが終わってから見ごろをむかえます。

【開花時期】4月中旬～下旬

まだまだある！日本の代表的な桜

この他にも、オオシマザクラ（大島桜）、ヤマザクラ（山桜）、オオヤマザクラ（大山桜）、マメザクラ（豆桜）、カンヒザクラ（寒緋桜）など、日本を代表する桜はまだまだたくさんあります！

掻い摘んでご紹介してきましたが、日ごろ目にする桜のルーツを辿ってみる事で、
また違った魅力を新たに発見できるのではないでしょうか。

あき☆らっとの桜への想い

私「あき☆らっと」は印刷会社でデザイナーをやっている関係で、季節もののイラストを扱う事がとても多いです。
毎年「作ってはストック、作ってはストック」して行くのですが、この作業もなかなか骨が折れるんですよ。

だったら、「昨年作った同じ素材を使えばいいじゃん！」ってお思いになる方もいらっしゃるかも知れないのですが、これがなかなか。

継続いただいているお客様へ毎回同じデザインを提供するのは「暗黙のルールでタブー」だったりします。

これはなぜかって？

お客様の立場からすると、「同じ料金を払ってるんだからなんか変えて欲しいんですけどー」ってなるわけです。

我々デザイナーからすると、「いやいや、最適なデザインなんだからまた使わせてよー」って思うのですが、、、

・・・業界はそんな感じでまわる事がしばしばあるわけです。

という事で、今後この様な季節ものの素材を少しずつ増やしていきたいと思いますので、よろしくお願いします！

ダウンロード用イラスト

• 桜の花びらです。
• このサイト「咲くっとイラスト（さくっといらすと）」の
  タイトルロゴデザインのモチーフにも使っています。

キーワード：桜、さくら、花、はな、ピンク、春、入学、卒業